ハンドボールのはじまり【チームスポーツ】


世界中でたくさんの人々が、サッカーや野球、水泳などみなさんにも馴染みのあるスポーツから、ポロやベースジャンピングといった、日本ではあまり知られていようなスポーツまで、さまざまなスポーツが楽しまれています。

 

 

ハンドボールとは

6人のコートプレーヤーと1人のゴールキーパーの計7人を1チームとした、2つのチームによる対戦形式の球技。

サッカー(フットボール)から派生したスポーツだが、主に手でボールを扱うことから、バスケットボールと類似したルールが追加されてきた特徴を持つ。

 

 

 

類似スポーツ

ビーチハンドボール
4人1チームからなる2つのチームによる対戦形式の、イタリアでハンドボールから派生した球技。
車椅子ハンドボール
6人1チームからなる2つのチームによる対戦形式の、車椅子に乗りながらハンドボールを行う球技。
チュックボール
コートのエンドライン上に置かれたネットに、ボールをシュートするハンドボールに似た球技。

 

 

海外でのはじまり

近代ハンドボールの起源は、19世紀末のデンマーク、または20世紀初頭のドイツが有力的とされているが、ハンドボールの始まりには諸説あるようで、古くは古代エジプトの壁画に手を使ってボールで遊ぶ球技の様子が描かれているのだとか。

 

19世紀末
イギリス留学でサッカーを学んだラスムス・エアンスト(Rasmus Ernst)が、デンマーク帰国後に、教育実習生としてデンマークのフュン島東部にある「ニューボー」へ赴任し、生徒にサッカーを教えた。

しかし、プレーしていた生徒が、校舎の窓ガラスを割ってしまうことを危惧した学校側からサッカーを禁止されてしまい、「手でボールを扱えば、足よりも安全で正確にプレーできる」とエアンストが提案したことが、「7人制ハンドボール」の始まりとされている。

1915年 
ドイツで、男子サッカーにかわる女性向けの球技として、ドイツ人体育教師 カール・シュレンツ(Karl Schelenz)により「11人制ハンドボール」が考案される。
1928年 
「国際アマチュアハンドボール連盟」が設立される。
1934年 
外で行うハンドボール「11人制フィールドハンドボール」と室内で行う「7人制室内ハンドボール」として制定される。
1946年 
「国際ハンドボール連盟」が設立される。
1972年
西ドイツ(ドイツ)のミューへンで開催された「第20回 夏季オリンピック大会」で、7人制ハンドボールが正式種目として採用される。

 

 

 

 

日本でのはじまり

 

1922年(大正 11年)
東京師範学校の大谷武一(おおたに ぶいち)氏が、女性や児童向けの体育教材として、大日本体育協会(日本スポーツ協会)で11人制のハンドボールを紹介したことが、日本でのはじまりとされている。
1938年(昭和 13年)
「日本送球協会(日本ハンドボール協会)」が設立される。
1949年(昭和 24年)
「7人制ハンドボール」が紹介され、全国に普及。
1963年(昭和 38年)
「7人制ハンドボール」が全面的に採用される。
1976年(昭和 51年)
「日本ハンドボールリーグ」が設立される。

 

 

 

語源

英語の名称は「handball(ハンドボール)」といい、日本式呼称は「送球(そうきゅう)」という。

送球とは、第二次世界大戦中ごろに使われていた日本式呼称で、当時はまだ、今のようにジャンプシュートをすることはなく、ボールを送りながらゴールを決めるスポーツだったことに由来するようだ。

 

 

人数

1チーム7人からなる2つのチームによる対戦形式の球技。
 

フィールドプレーヤー6人
ゴールキーパー1人

 

 

ポジション

 

バックプレーヤー
センターバック
CB
司令塔として、攻撃を組み立てるポジション。
レフトバック
(左45° ひだりよんごー)
LB
相手ゴールから斜め45度、自陣から見て左側に位置する。最も得点が求められるポジション。
ライトバック
右45° みぎよんごー)
RB
相手ゴールから斜め45度、自陣から見て右側に位置する。最も得点が求められるポジション。
ウィング
LW
レフトウィング
LW
自陣から見てコートの左端に位置する。素早い飛び出しから速攻時の得点源となるポジション。
ライトウィング
RW
自陣から見てコートの右端に位置する。レフトウイングとは左右対称のポジションで同様の役割を持つ。
ピボット
(ポストプレーヤー)
PV
オフェンスの間に入り、味方プレーヤーのサポートや自らからシュートを狙うポジション。
ゴールキーパー
GK
自チームのゴール前に立ち、相手プレーヤーがシュートを、全身を使って防ぐポジション。

 

 

ルール

 

試合時間12歳以下
計30分
中学生
計50分
高校生以上
計60分
前半12歳以下
15分
中学生
25分
高校生以上
30分
インターバル
(ハーフタイム)
10分の休憩時間がある。
(大会規定により最大15分)
後半12歳以下
15分
中学生
25分
高校生以上
30分
得点自チームのゴールを守りながらドリブルやパスでボールをつなぎ、コートの端にある相手チームのゴールにボールをシュートし、ボール全体がゴールラインを越えてゴールに入れば1点。

ゲーム終了時に、得点の多いチームが勝ちとなる。

引き分け後半の試合が終了した時点で、両チームの得点が同点だった場合は「引き分け」となる。
延長戦勝敗をつける必要がある大会などでは、後半の試合が終了したあとに、計10分の「延長戦」が行われる。

前半 5分
ハーフタイム 1分
後半 5分

7mスロー「延長戦」でも勝敗が決まらなかった場合には、サッカーで言うところの「PK戦」にあたる「7mスロー」を行い勝敗を行う。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。
Please look again if you like.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA