アーティスティックスイミングのはじまり【ウォータースポーツ】


世界中でたくさんの人々が、サッカーや野球、水泳などみなさんにも馴染みのあるスポーツから、ポロやベースジャンピングといった、日本ではあまり知られていようなスポーツまで、さまざまなスポーツが楽しまれています。

 

 

 

 

アーティスティックスイミングとは

プール内で、音楽に合わせてさまざまな動きや演技を行い、規定された技の完成度や同調整、技術的表現力の美しさなどを競い合う、採点方式の競技。

 

 

類似スポーツ

ダンススイミング
足がつくプールで、シンクロナイズド スイミングやダンスなどの要素を取り入れて演技を行う競技。
男子シンクロナイズドスイミング
男子のみで構成されたチームで演技を行うシンクロナイズドスイミング。
パラアーティスティックスイミング
身体や知的、発達障害などの障害を持った人たちを対象としたアーティスティックスイミング。

 

 

海外でのはじまり

1892年
イギリスで、男子のみで行われた「スタントスイミング」の大会が開催されたという記録が残っており、これが最も古い記録と言われている。
1920年ごろ
イギリスの「スタント・スイミング」や、ドイツの「アーティスティック・スイミング」などとして、ヨーロッパ各地でマスゲームのような群泳が行われていたとされ、これがシンクロナイドスイミングの基礎になったとされる。
1930年初期ごろ
カナダを経てアメリカに伝わり、「ウォーターバレエ」として発展する。
1934年
アメリカのシカゴで開催された「シカゴ万国博覧会」で、「modern mermaids(モダン・マーメード)」と呼ばれる60人のスイマーによるエキシビジョンが行われた際に、「シンクロナイズドスイミング」と名付けられたと言われている。
1946年
シンクロナイズドスイミングの初めての競技大会として「第1回 全米選手権」が開催される。
1952年
国際水泳連盟(FINA)に、水泳競技の公式種目として公認される。
1984年
アメリカのロサンゼルスで開催された「第23回 夏季オリンピック競技大会」で、シンクロナイドスイミングが女子のみの正式種目として採用され、ソロとデュエットが実施された。
1996年
アメリカのアトランタで開催された「第26回 夏季オリンピック競技大会」では、8人で演技を行う「チーム」のみが競技種目となり縮小された。
2000年
オーストラリアのシドニーで開催された「第27回 夏季オリンピック競技大会」で、デュエットが復活し、デュエットとチームが競技種目となった。
2015年
ロシアのカザンで開催された「第16回 世界水泳選手権」で、男女がペアを組んだ「ミックスデュエット」が、新種目として実施される。
2017年
「シンクロナイドスイミング」から「アーティスティックスイミング」に名称が変更された。

 

 

日本でのはじまり

1954年(昭和 29年)
在日米軍の慰問のために来日したアメリカチームにより、東京の神宮プールで公開競技を行い紹介されたことが、日本での始まりとされている。
1957年(昭和 32年)
「シンクロ委員会」が発足し、「第1回 日本シンクロ選手権」が開催される。
1984年(昭和 59年)
アメリカのロサンゼルスで開催された「第 23回 夏季オリンピック競技大会」で、シンクロナイドスイミングが女子のみの正式種目として採用され、ソロとデュエットの2種目が実施された。

日本代表もこの大会から参加しており、ソロで元好三和子(もとよし みわこ)選手が、木村さえ子(きむら さえこ)選手と元好三和子選手が組んだ「デュエット」の両種目で銅メダルを獲得している。

また、これを皮切りに、1988年のソウルオリンピック、1992年のバルセロナオリンピックと、3大会続けて両種目で3位の座を連取している。

2000年(平成 12年)
オーストラリアのシドニーで開催された「第 27回 夏季オリンピック競技大会」で、日本代表は、立花美哉(たちばな みや)選手と武田美保(たけだ みほ)選手が組んだ「デュエット」と「チーム」の両種目で史上初の銀メダルを獲得した。
2001年(平成 13年)
福岡で開催された「第9回 世界水泳選手権」で、立花美哉選手と武田美保選手が組んだ「デュエット」が、日本初の金メダルを獲得した。

 

 

語源

正式名称は「artistic swimming(アーティスティック・スイミング)」という。

ソロやフリーコンビネーションには、曲や人に「同調する」を意味する「synchronized(シンクロナイズド)」が芸術性を求める演技にふさわしくないとすることから、2017年に「芸術的な」を意味する「artistic(アーティスティック)」を用いた「アーティスティックスイミング」に名称が変更された。

 

 

 

人数

ソロ1人で演技を行う。
デュエット2人1チームで演技を行う。
フリーコンビネーション4〜8人1チームで演技を行う。
ハイライトルーティーン8〜10人1チームで演技を行う。

 

 

種目

シンクロナイズドスイミングの種類には、大きく分けて「フィギュア」と「ルーティン」の2種目がある。

 

フィギュア基礎的な技術力を競う競技で、音楽を使わずに基本姿勢や動作が組み合わされた連動動作をルールにのっとって行なわれる。
ルーティーン音楽に合わせて踊るように演技をする競技で、「フリールーティン」と「テクニカルルーティン」の2つの競技がそれぞれに採点が行なわれ、各得点を半分にして合算した合計得点で競われる。
フリー・ルーティン3分〜4分の曲の間で、各種の泳法、フィギュアを自由に組合せて音楽に合わせて演技を行う。
テクニカル・ルーティン2分20秒〜50秒の曲の間で、FINAの定めた規定要素の動きを取り入れて演技を行う。

・ソロ 6要素
・デュエット 7要素
・チーム 8要素

フリー・ルーティーン・コンビネーション5分の曲の間で、10人までに構成されたチームで、ソロ、デュエット、チーム(4~8人)を組み合わせて演技を行う。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。
それでは、see you next time.

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