ボート競技のはじまり【ウォータースポーツ】


世界中でたくさんの人々が、サッカーや野球、水泳などみなさんにも馴染みのあるスポーツから、ポロやベースジャンピングといった、日本ではあまり知られていようなスポーツまで、さまざまなスポーツが楽しまれています。

 

 

ボート競技とは

流れのない水上で、定められた距離をオールを使って漕ぎ進みタイムを競う競技。

 

 

海外でのはじまり

 

紀元前1430年ごろ
エジプトの碑文に、「アメンホテプ2世はボート選手としての功績も有名であった」と記録されているものが残っている。
8〜10世紀ごろ
北欧の海辺に出現していた海賊たちが、腕試しの一環として行なっていたことが、カヌー競技のはじまりと言われている。
13世紀ごろ
「regata (レガッタ) 」と呼ばれる、イタリアのヴェネツィアで行われている祭りで、ボートレースが行われていた。
1892年
フランス、スイス、ベルギー、アドリア、イタリアの代表により、トリノに「国際ボート連盟」が設立される。
1900年
フランスのパリで開催された「第2回 夏季オリンピック競技大会」で、ボート競技が正式種目として採用され、男子のみが実施された。
1976年
カナダのモントリオールで開催された「第21回 夏季オリンピック競技大会」で、女子のボート競技が正式種目として採用される。

 

 

日本でのはじまり

日本で最初にボートを漕いだのは、長崎在留のオランダ人だと言われているが、確かな記録は残っていないようだ。

1869年(明治 2年)
横浜寄港中のイギリス軍官の乗務員と在留外国人たちにより、イギリスのビクトリア女王の誕生日を祝う記念レースとして開催されたことが、日本でのボートレースのはじまりと言われている。
1883年(明治 16年)
東京大学教養学部および、千葉大学医学部、同薬学部の前身である「第一高等学校」と筑波大学体育専門学群の前身である「体操伝習所」による、学生対抗レースが隅田川で行われたことが、日本人によるボートレースのはじまりと言われている。
1920年(大正 9年)
日本ボート協会の前身である「日本漕艇協会」が設立され、この年の10月には、「第 1回 関東大学高専選手権(インターカレッジ・レガッタ)」が開催された。
1928年(昭和 3年)
オランダのアムステルダムで開催された「第9回 夏季オリンピック競技大会」で、日本代表が、舵手つきフォア、シングルスカルに初めて参加した。
2000年(平成 12年)
クロアチアのザグレブで開催された「世界選手権大会」で、日本代表が男子軽量級クオドルプルスカルで初の優勝を獲得した。。

 

 

語源

英語では「Rowing(ローイング)」といい、「ボートを漕ぐこと」を意味するが、オリンピックなどでは競技名として用いられている。

日本式呼称は、「漕艇(そうてい)」や「端艇(たんてい)」「競艇(きょうてい)」と、複数の呼ばれ方がある。

 

ボート競技

漕手が持つオールの本数によって大きく2つの種目に分けられている。

通常、国際大会では、2000mのコースで競技が行われているが、日本では直線のコースを確保することが困難な場合が多いことから、1000mのコースで競技が行われることも多い。

スカル小さなオールを1人2本ずつ持って漕ぐ競技。
シングルスカル
1人で漕ぐ競技で、ボート競技の中で唯一の個人種目。
ダブルスカル
2人で漕ぐ競技。
クオドルプルスカル4人で漕ぐ競技。
舵(かじ)なしクオドルプルスカル
4×-
舵手人なしの4人で漕ぐ競技。
舵(かじ)つきクオドルプルスカル
4×+
舵手人ありの4人で漕ぐ競技。
スウィープ大きいオールを1人1本ずつ持って漕ぐ競技。
舵(かじ)なしペア
2-
コックスが乗らない舵手なしの2人で漕ぐ競技。
舵(かじ)つきペア
2+
コックスが乗る舵手ありの2人で漕ぐ、男子のみの競技。
舵(かじ)なしフォア
4-
コックスが乗らない舵手なしの4人で漕ぐ、男子のみの競技。
舵(かじ)つきフォア
4+
コックスが乗る舵手ありの4人で漕ぐ競技。
エイト
8+
コックスが乗る舵手ありの8人で漕ぐ競技。
ナックルフォア
KF
競技普及のために考案された日本独特の艇「ナックル艇」を使用して、コックスが乗る舵手ありの4人で漕ぐ競技。

 

 

クルーのポジション

 

バウ
(舳手 / B)
船首に最も近い漕手で、漕手全員の方を向いているので、ほかの漕手に声をかけて盛り上げたり、励ましたりするポジション。
ミドルクルー
2-7
ストロークとバウにはさまれた漕手で、船首に近い漕手から数字が小さい「2番」「3番」「4番」と続き、船尾に近い漕手が数字が大きい「7番」となる。
ストローク
(整調 / S)
船尾に最も近い漕手で、ペース配分やピッチの上げ下げ、クルー全体のリズムなどを作り出すポジション。
コックス
(舵手 / C)
最後尾で前向きに乗り、最短距離で航走できるよう舵を取るポジション。

 

 

 

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